不器用さが初めて嫌になったんだ 君の前だと上手く言えない「ありがとう」の言葉
今日はいつもより遠回り寄り道をして なるたけ長い時間君と一緒にいたい
おずおずと伸ばしたこの手 君は笑ってくれた
繋いだ手と手離れないように 君の大きな手のひらぎゅっと握った
温かいぬくもりを感じながら家路をたどる オレンジに染まってく空
たまにすれ違ったりすると喧嘩になり 仲直りがしたいけれど意地を張ってる
本当は寂しがりやだから君がいないと どんなことにもやる気が起きないんだ
君の手がポンと頭に乗る 優しくて温かかった
並んだ二人言葉が無くても なんだか凄く居心地がいいんだ
足元見れば長く伸びた影が ちゃんと二人分この先もずっとずっと
街の色が仄かに染まってく 鮮やかな赤に彩られる時
繋いだ手と手離れないように 君の大きな手のひらぎゅっと握った
温かいぬくもりを感じながら家路をたどる オレンジに染まってく空